春高バレー2025の注目選手・川野琢磨に迫る!
春高バレーは全国の高校生バレーボーラーが集い、熱戦を繰り広げる日本最高峰の大会です。
毎年、多くのスター選手が誕生するこの舞台で、2025年に大きな注目を集めているのが川野琢磨選手です。
高い身体能力と卓越した技術を武器に、駿台学園高校のエースとして活躍しています。
この記事では、川野琢磨選手の基本プロフィールやこれまでの経歴、プレースタイル、さらに今後の進路について詳しく解説します。
川野琢磨(かわのたくま)選手のプロフィール
プロフィール
生年月日 | 2006年7月25日(18歳) |
出身地 | 東京都足立区 |
身長/体重 | 197cm/74kg |
ポジション | アウトサイドヒッター/オポジット |
利き腕 | 右 |
最高到達点 | 344cm |
出身校 | 駿台学園高校(在学中) |
家族構成 | 父(元Vリーガー)/母(大学バレー経験者) 姉2人 |
川野選手は家族全員がバレーボール経験者という環境で育ちました。
父の川野謙治さんは元Vリーガー、母の真美子さんも大学までバレーボールを続けており、バレーボール一家で培った経験が彼の成長に大きく影響しています。
これまでの経歴と主な成績
年度 | 大会名 | 成績 |
---|---|---|
2021 | 全日本中学校バレーボール選手権大会 | 優勝、優秀選手賞受賞 |
2021 | JOC杯 | 優勝、JOC・JVAカップ(最優秀選手賞)受賞 |
2023 | 全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー2023) | 優勝 |
2023 | 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(北海道インターハイ2023) | 優勝 |
2024 | 全日本バレーボール高等学校選手権大会(春の高校バレー2024) | 優勝 |
2024 | 全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(北部九州インターハイ2024) | 優勝、ベスト6受賞 |
※上記の情報は、東京グレートベアーズ公式サイトのニュースリリースに基づいています。
2021年:全国大会での衝撃的なデビュー
2021年、川野琢磨選手は中学3年生にして全国大会で圧倒的な存在感を放ちました。
全日本中学校バレーボール選手権大会でチームを優勝へと導き、個人としても優秀選手賞を受賞。
また、JOC杯全国都道府県対抗中学バレーボール大会では優勝し、最優秀選手賞を獲得。
この年の活躍で、全国のバレーファンにその名を知られることとなりました。
2022年:名門・駿台学園高校でレギュラー獲得
2022年、川野選手は名門・駿台学園高校に進学。
1年生ながらレギュラーとして抜擢され、攻守にわたりチームを支える重要な存在となります。
特にインターハイ東京都予選ではエースとして活躍し、見事チームを優勝へと導きました。
「1年生離れした落ち着き」と評されたそのプレーは、全国の注目を集めました。
2023年:全国制覇とさらなる飛躍
2023年、川野選手にとって飛躍の年となりました。
春の高校バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)で見事優勝を果たし、駿台学園高校を全国の頂点に導きます。
その勢いのまま臨んだインターハイでもチームを連覇に導き、全国大会で二冠を達成しました。
この頃には「高校バレー界の新星」としての評価が確立され、各メディアからも注目を集める存在となります。
2024年:さらなる進化と全国大会連覇
2024年、川野選手はエースとしての自覚を持ち、さらに進化を遂げました。
春の高校バレーでは2年連続優勝を達成し、北部九州インターハイでも優勝を果たします。
個人としてもベスト6に選出されるなど、攻守両面で安定したパフォーマンスを発揮し、
「駿台学園の大黒柱」として活躍し、駿台学園高校の名将梅川監督からも「歴代No.1」と高く評価されました。
2025年:次なるステージへ
2025年、川野選手は春の高校バレー終了後、早稲田大学への進学と東京グレートベアーズへの入団が決定しています。
高校卒業後も大学とVリーグでさらなる経験を積み、2028年のオリンピック出場を目標に掲げています。
まさに「未来の日本代表」として、大きな期待を背負っています。
春高バレー2025での活躍ハイライト
川野琢磨選手率いる駿台学園高校の春高バレーの試合結果はこちら
予選リーグ:大会初日(1月5日)の1回戦はシードのため試合がなく、2回戦からの登場。
決勝トーナメント
2回戦(1月6日): 駿台学園は札幌大谷高校(北海道)と対戦し、セットカウント2-0で勝利。
3回戦(1月7日): 大分南高校(大分)と対戦し、セットカウント2-0で勝利。
準々決勝(1月7日): 近江高校(滋賀)と対戦し、セットカウント2-0で勝利。
準決勝(1月11日予定): 市立尼崎高校(兵庫)と対戦予定。
川野琢磨選手は、2025年春高バレーにおいて駿台学園高校のエースとして卓越したパフォーマンスを披露しています。
川野琢磨選手のプレーのハイライトは以下の動画でご覧いただけます。
今後の進路と将来展望
川野琢磨選手は、2025年春高バレー終了後に早稲田大学へ進学することが決まっています。
また、大学卒業後にはVリーグの東京グレートベアーズに入団することも発表されています。
川野琢磨選手の目標は2028年のオリンピック出場であり、現在もその夢に向かって努力を重ねています。
日本代表候補として、国内外の大会で経験を積みながら成長を続けることでしょう。
まとめ
- 川野琢磨選手は東京都足立区出身、駿台学園高校のエース(2025年現在)。
- 身長197cm、最高到達点344cmの恵まれた体格を活かしたプレーが魅力。
- 家族全員がバレー経験者で、父は元Vリーガー、母も大学まで競技経験あり。
- 2021年に全日本中学校バレーボール選手権大会とJOC杯で優勝し、最優秀選手賞を受賞。
- 高校進学後、2023年と2024年に春高バレー・インターハイを連覇。
- 2025年春高バレーでは、2回戦・3回戦・準々決勝すべてセットカウント2-0で勝利。
- 準決勝は市立尼崎高校と対戦予定(1月11日開催予定)。
- 大会終了後、早稲田大学進学と東京グレートベアーズ入団が決定している。
- 将来の目標は2028年のオリンピック出場で、日本代表候補として注目されている。