三菱トライトンで後悔?購入前に知るべき13の真実

aicach 三菱

はじめに

トライトン、見た目めっちゃカッコいいけど……買って大丈夫かな?

そんな風に悩んで検索してきたあなた。
実は、同じように迷っている人、めちゃくちゃ多いです。

2024年、三菱トライトンが13年ぶりに日本で復活して話題になりましたよね。
無骨なフォルム、がっしりしたボディ、アウトドアや仕事にもガンガン使える実用性…
スペック見たら「コレ欲しい!」って思うのもわかります。

でもネットで「トライトン 後悔」って検索すると、
「デカすぎて駐車が地獄」
「燃費が思ったより悪い」
「洗車だけで筋肉痛になった」

なんてリアルな声がゴロゴロ…。

え? やっぱやめた方がいいの?って思いますよね。

大丈夫です。このブログでは、
実際にトライトンを買った人の本音と、
「後悔する人・しない人の違い」を、わかりやすく解説していきます。

買ってから「うわ、やっちゃった…」ってならないように、
トライトンに向いてる人・向いてない人をハッキリさせておきましょう!


トライトンとは?まずは基本情報をチェック

【公式】トライトン | 三菱自動車
  • 車名:三菱トライトン(2024年日本再導入)
  • ボディタイプ:ピックアップトラック
  • エンジン:2.4Lディーゼルターボ
  • 駆動方式:4WD
  • トランスミッション:6AT
  • 全長:約5320mm/全幅:約1930mm/全高:約1825mm
  • 価格帯:約4,900,000円〜

【特徴】

  • ダカールラリー直系のタフな走破性
  • 最大積載量:最大500kg以上の荷物を搭載可能
  • オフロード性能や牽引力に優れる
  • 国内販売は約13年ぶりの復活

トライトン購入者の後悔ポイント13選

1. 街乗りには大きすぎるサイズ感

トライトンの全長は5.3m超、全幅は1.9m超。

これはアルファードやランドクルーザー以上のサイズ感で、都市部や立体駐車場では苦労するケースが多いです。狭い道幅の住宅地ではすれ違いにも神経を使う場面が増え、毎日の運転がストレスになることも。

ショッピングモールの駐車場で何度も切り返す羽目に……

特に軽自動車が多い地域では浮きやすく、隣に止めるのを嫌がられることもあります。

さらに、全長が長いため一般的なコインパーキングでははみ出してしまう可能性も。日常の足としての利便性は決して高くないのが実情です。

2. 燃費が期待以下(実燃費10km/L前後)

カタログ値では11.5km/L前後とされますが、実際のユーザー報告では街乗りで8〜9km/L、高速で10〜12km/L程度という声が多数。特にストップ&ゴーが多い市街地では燃費の落ち込みが顕著です。

燃料タンクが大きいから一回の給油額が高い……

加えて、軽油価格の高騰により給油コストの負担が無視できなくなります。月に2〜3回の給油が必要になる家庭では、トータルのランニングコストが予想以上になる可能性があります。

3. 荷台が使いにくい

開放型の荷台はキャンプ道具や資材運びに便利な反面、雨や盗難対策が必要不可欠です。

  • 屋根がないため、荷物が濡れる
  • 荷台が高く、積み下ろしに苦労する
  • オプションでカバー装着可能だが高額(10万〜20万円)

また、荷台は完全な防水構造ではなく、積み方によっては荷物が滑ったり、固定が難しかったりするため、用途によってはかえって不便と感じるケースもあります。

4. 後席の快適性がイマイチ

後部座席はそれなりに広いものの、リクライニング機能がなく、シートが直立気味で長時間の乗車には不向きです。

長距離移動だと、後ろの子どもが文句を言う……

さらに、リアドアの開閉角が狭く、高齢者や子どもが乗り降りする際に不便だという声も。ファミリーカーとしての用途では、快適性に課題を感じることが多いです。

5. リセールバリューが読めない

国内ではまだ流通量が少なく、中古市場での価格推移が不明確です。ピックアップトラックというニッチなカテゴリーが影響し、売却時に思ったような値段が付かない可能性も。

人気が定着するまでは相場が安定しないと予想され、乗り換えのタイミング次第で損をするリスクがあります。

6. 毎年車検が必要(貨物登録)

乗用車とは違い、トライトンは貨物車扱いになるため、2年ではなく1年ごとに車検が必要です。整備項目が増えるケースもあり、結果として費用や手間がかかります。

日頃のメンテナンスや点検の頻度も多くなりやすいため、車に対してマメな管理ができない人には負担に感じることも。

7. 洗車が大変&時間がかかる

巨大な車体と荷台を含めると、一般的な洗車機には入らず、手洗い洗車が必要なケースが多いです。洗車場に入れてもホースの長さが足りなかったり、天井まで届かないなどの問題も。

さらに、泥や汚れが付きやすいオフロード走行を頻繁に行うユーザーは、清掃頻度も増えることになり、手間がかさみます。

8. 車幅感覚がつかみにくい

全幅1930mmは国内道路にはかなり広め。特に狭い道や住宅街では、対向車とすれ違う際に緊張を強いられる場面が多々あります。

慣れるまでは擦りそうで怖いという意見も多く、初心者や女性ドライバーにとってはハードルが高いという声も。

9. パーツ・カスタムパーツの選択肢が少ない

再導入から日が浅いため、トライトン専用のパーツはまだまだ限られています。ドレスアップを楽しみたい人や自分仕様にカスタムしたい人にとっては、選択肢の少なさが物足りないと感じられるでしょう。

海外からの取り寄せに頼る場合、送料や納期、適合性の確認といった負担も増えます。

10. 荷物の盗難リスクが高い

荷台カバーがない場合、キャンプギアや工具などを積んだままだと盗難の危険性が高まります。人目に付く場所に駐車する機会が多い人ほど注意が必要です。

トノカバーやハードトップなどの対策を講じるには別途費用がかかるため、事前のコスト見積もりも重要になります。

11. ディーゼル特有の音や振動が気になる

静粛性を重視する人にとっては、アイドリング時のガラガラ音やエンジンの振動が気になる可能性があります。特に信号待ちのたびに振動が伝わるのが気になるという声も多いです。

運転中はさほど気にならなくても、車内で会話や音楽を楽しみたい人にとってはデメリットになるでしょう。

12. 保険料が高くなる可能性

貨物車であり、事故時の修理費用も高額になることから、保険料が高めに設定されるケースも。さらに、ピックアップという車種特性から保険会社によっては等級設定が不利になることもあります。

見積もり時には複数社を比較し、必要に応じて補償内容を絞るなどの工夫が必要です。

13. 「かっこいいだけ」で買うと後悔しやすい

見た目に惚れて買った人が、実用性でギャップを感じる傾向が多いです。SNS映えやイメージ重視で選んでしまうと、実際の運用で不便さや維持の大変さを感じやすくなります。

購入前には実用面の確認を十分に行い、自分の生活スタイルに合っているかをしっかり見極めることが大切です。


トライトン購入で後悔しないための5つのチェックポイント

本当に荷台が必要?

単にデザインや見た目のかっこよさだけではなく、実際に日常で荷台を使う機会があるのかを真剣に考えましょう。引っ越しやキャンプ、資材運搬など、活用の具体例があるなら問題ありませんが、なければオーバースペックになりがちです。

駐車場のサイズに収まる?

トライトンは全長5.3m、全幅1.9mを超えるため、一般的な月極駐車場やショッピングモールの立体駐車場では制限に引っかかる可能性があります。自宅と日常的に利用する施設での駐車可否を必ず確認しましょう。

毎年の維持費を想定している?

トライトンは貨物車登録のため車検は毎年。さらに燃料費、税金、任意保険料も乗用車よりやや高めにかかることが多いです。ローン支払いだけでなく、ランニングコストも含めた予算計画が重要です。

家族は納得している?

トライトンの後席は直立気味で快適性に欠けるという声もあります。小さなお子様や高齢の方が同乗する場合は、乗降性や長距離移動時の快適性も考慮しましょう。家族の理解と同意がないと、後々「文句の原因」になるかもしれません。

代替候補と比較している?

同価格帯・同カテゴリで人気のハイラックスや、快適性と多目的性を両立したデリカD:5など、比較対象は豊富です。見た目・走行性能・維持費・リセールバリューなど、複数の観点で比較検討することで後悔を避けることができます。


他車との比較|トライトン vs ハイラックス vs デリカD:5

項目トライトンハイラックスデリカD:5
全長/全幅5320mm / 1930mm5320mm / 1900mm4800mm / 1800mm
実燃費約10km/L約11km/L約12km/L
駆動方式4WD4WD4WD
貨物登録あり(毎年車検)あり(毎年車検)なし(2年車検)
荷台ありありなし(ミニバン)
リセール予測やや不安定安定傾向安定傾向

トライトンユーザーの口コミ

  • 「かっこいいけど、洗車と駐車が本当にめんどくさい。特に荷台の上や車体上部が届きにくく、洗車場でも苦労する」
  • 「山道や雪道はめちゃくちゃ強い。でも普段は宝の持ち腐れ。平日の通勤ではオーバースペックに感じてしまう」
  • 「家族には不評。でもソロキャンプ用としては満点。荷台にキャンプ道具を積み込みやすく、車中泊との相性も良い」
  • 「とにかく目立つ車なので、良くも悪くも注目される。周囲の視線が気になる人には向かないかも」
  • 「トランクが独立していないので、買い物帰りに濡れた荷台に荷物を置くのに気を使う」
  • 「それでも所有欲を満たしてくれる一台。毎回乗るたびにテンションが上がる」

SNSや価格.com、みんカラなどではポジティブ・ネガティブな意見がはっきり分かれており、「用途に合っていれば最高」「合わなければストレス」といった意見の二極化が目立ちます。特に見た目と実用性のギャップをどう受け止めるかが、満足度を左右しているようです。


結論:トライトンは“人を選ぶクルマ”

トライトンは見た目のインパクトや走破性能の高さなど、魅力あふれる一台です。

しかし、ライフスタイルや利用目的によっては、その性能が持て余されることも少なくありません。全ての人にとって「最高の選択」になるわけではなく、むしろ使いこなせる人を選ぶ車であることを理解しておくべきでしょう。

そのため、トライトンに向いている人・そうでない人をしっかりと見極めることが、後悔を防ぐ最大のポイントになります。

買って後悔しやすい人

  • 街乗り・買い物メインの人:狭い道や混雑した市街地での運転や駐車にストレスを感じやすく、オーバースペックになりがちです。
  • 洗車や駐車が苦手な人:巨大な車体ゆえ、こまめな手入れが必要。機械洗車に入らない場合も多く、手間と時間がかかります。
  • 車をステータスとして選ぶ人:見た目はかっこよくても、維持費や使い勝手の面で不便を感じることが多いため、実用性重視でない人には不向きです。
  • 家族が車に求める条件とズレがある人:後席の快適性や乗降性を無視して購入すると、家族から不満が出やすく、結果として不満がたまる可能性があります。

買って満足しやすい人

  • アウトドア・登山・釣りなどが趣味:自然の中を走る機会が多い人にとって、トライトンの4WD性能や積載力は最大限に活かせる武器になります。
  • 資材やギアを日常的に運ぶ仕事:建築・造園・配達などの仕事に従事している人にとっては、頑丈な荷台と耐久性の高さが非常に頼れる存在になります。
  • 荷台をしっかり活用できる人:大きな荷物を積む機会が多い人や、トノカバーなどで荷台を有効活用できる工夫ができる人には最適な相棒になります。
  • 自分で整備やカスタムを楽しめる人:パーツ調達や取り付けに手間がかかる分、それを楽しめる人なら愛着がさらに深まります。

このように、トライトンの本領を発揮できるかどうかは、「使いこなせる目的と環境があるかどうか」にかかっています。


まとめ

  • トライトンは魅力的だが、“目的”がないと後悔しやすい
  • サイズ・燃費・後席の快適性に注意が必要
  • 貨物登録車としての維持費や手間を理解するべき
  • ハイラックス・デリカD:5などとの比較も必須
  • 「荷台のあるSUV」という独自ポジションを理解して選ぼう

タイトルとURLをコピーしました